最後まで使っていたものが、最初に使うものです
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すぐ要るものは最後に荷造り
家族分の食器や食品、トイレットペーパー、タオル、下着、子供の着替え、パジャマなどは当日の朝荷造りします。子供が翌日から学校なら、学用品はランドセルやカバンに入れて子供に持たせるのもかしこいアイデアです。雨具なども当日まで荷造りしないもののひとつです。遠方へ引越しされる方は折りたたみ傘は手持ち品に加えておくと重宝します。
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段ボール箱の選び方
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食器、書籍類、台所用品を入れる箱は、みかん箱サイズを目安にして選んでください。また書籍類の重さに耐えうる材質で重ねてもつぶれないものを選んでください。衣類やその他の雑貨用には衣類がしわにならない程度に、折りたたんだ大きさよりも底面
が大きいものがよいでしょう。
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段ボールの組み立て方 |
底になる面は十字にテープを貼り、角やふちの部分には持ち運びの時に滑るのでテープは貼らないようにします。中身を詰めたらふたを一文字でテーピングします。重いものは小さな箱に、軽いものは大きな箱に詰めると持ち運びがラクです。
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包み方
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食器・・・食器はひとつずつ紙に包んで箱に詰めます。茶碗・小鉢・皿・丼などは新聞紙を二重に
して形なりに包み、同型、同じ大きさの物を入れる。お猪口・箸置きなどは小さい箱を用意して、包んでから動かさないようにして詰め、大きな箱に入れる。ガラスコップも同様に。土びんやトックリの口は中に紙を詰め、回りを厚めにくるんでから全体を包みます。ワイングラスなどは、すきまにも紙を詰めてください。
ビン類・・・中身がもれないように口をしっかりしめ、ひとつずつ紙で包み、段ボール箱に縦に並べて詰めます。ビンとビンの間には新聞紙をはさみ、箱にはヒモを十文字にかけておきます。
人形・・・人形が動かないように、紙を丸めて詰め、ふたが開かないように紐でしばってください。
照明器具・・・照明器具はエアーキャップなどでくるんでから、適当な段ボール箱に入れて割れ物表示をしてください。
ふとん・・・ふとん袋に入れるか、シーツなど大きな布で包んでください。
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食器などは重いものから順に、荷物にはハッキリと表示を
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まず段ボール箱の底に新聞紙を厚めに敷き、丼や茶碗を、その上にガラスのコップや漆器類を、という順に箱詰めしていきます。四隅と隙間には丸めた新聞紙をクッション用に詰め、箱には分かりやすいように内容品名や番号づけをし、取り扱い上「こわれ物注意」「水ぬ
れ注意」などの表示をしておくと便利です。
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使わないものから始めましょう
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あまり使わないものから先に始めます。例えば、本、シーズンオフの衣類、普段使用しない食器などから箱詰めするとよいでしょう。
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重いものは小さな箱に、大きいものは大きな箱に |
重いもの、例えば本などは大きな箱に詰めると持ち運びに大変です。小さな箱に分けて詰めるとよいでしょう。
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すきまのないように |
すきまが空いてしまう場合は、中で荷物が動かないよう新聞紙などを緩衝材として詰めてください。
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段ボール箱には詰めすぎないように
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詰めすぎると段ボール箱が変形したり、中のものが破損します。また段ボール箱を重ねた時、崩れる恐れがあり大変危険です。
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1部屋ごとに箱詰めしましょう
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何をどこに入れたのか分からなくなりますので、色々な部屋のものをまぜて入れないでください。また一度に色々な部屋で箱詰めを始めると足の踏み場がなくなりますので、箱詰めは1部屋ごとに行ったほうがいいでしょう。
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品名は必ず書きましょう
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箱詰めの終った段ボール箱には品名を記入し、新居の部屋番号を書くと便利です。
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家財
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タンス・・・タンスの中身は必ず抜きましょう。中身を入れたままだと、タンスが歪んでしまい、引き出しの開閉不良の原因になります。中身は段ボールに詰めて、引き出しの番号をつけておくとよいでしょう。
テレビ・ステレオ・・・配線は抜いておいてください。番号を付けてから外すと、取り付けのとき便利です。電化製品のリモコンは一つの箱にまとめておくとよいでしょう。
冷蔵庫・洗濯機・レンジ・米びつ・・・電源は前日抜いておきます。冷蔵庫の水、洗濯機の水、レンジの耐熱皿や、米びつのお米は抜いておきましょう。
ストーブ・ヒーター・・・灯油を抜いて、最後に空だきをします。燃料タンクを取り外しただけでは底にたまった灯油がこぼれる場合があり、大変なことになります。
仏壇や神棚・・・事前にお寺や神社に相談されることをお勧めします。
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